カキツバタの試作開始



 

【 POP-UP PATTERN OF Iris laevigata. 】
〜 An idea flashed on me! 〜





この日記を読んでくださっている全国のみなさま、
ごきげんよう。

Hiromiの日記のお時間であります。



 


先月のとある夜、
Hiromiさん家族みんなが集まって心霊映像のテレビ番組を見ていました。



どうやらその番組によると、暗い館の壁の向こうに幽霊がいるらしいのです。



皆はその幽霊を我先に見つけようと、
こぴっと目を凝らして画面に見入っていました。(←多分”こぴっ”の使い方間違ってる(笑))



しかしなかなか見つけられない皆をよそにテレビは、
「館に潜む謎の幽霊。その姿は………」と、
今にもその姿を明らかにしようとします。



Hiromiさん一家は怖くて見たくない気持ちと怖いもの見たさの狭間で
とてもドキドキしていました。




間もなくテレビが、幽霊の姿を大映しするまでのカウントダウンを始めました。
「3・2・1… 」
皆の緊張が極限に達します。





その時です。




幽霊の姿が映し出される直前、Hiromiさんの妹Mさんが叫びました。







「ぎゃーーーーーーう”ぇぇえぇぇーーーーー出たーーーーーーーーーーーー!!!」






他の皆は何の事か分かりません。
しかしMさんが指さす方を見るとそこには…





「どぅえーーーーーーーーーーーー!!!!!無理ーーーー!
無理無理無理無理無理無理ーーーー!!!!!」


「え!なに!?なに!?」
「足元!足元!テレビ台の下!」
「なに!?なによ!」
「G!G!Gが出てる!」
※G=ゴ◯ブ






そう、出たのは、
これから万を持してテレビに映し出されるであろう幽霊ではなく、
そのテレビが乗っかっている台と床の隙間から
ひょっこり顔を覗かせていたGさんでした。




フローリングの色とだだかぶりのGさんの姿をようやく認識したHiromiさん一家。
全員が飛び起きて失神しそうになっています。

そしてそのあまりの慌てぶりとうるささに驚いたのでしょう、
とりあえずGさんはテレビ台の下に戻っていってしまいました。









すぐに家族会議が始まりました。
そして役割分担が行われました。







テレビ台を持ち上げる係の人。
懐中電灯でテレビ台の下を覗いてGさんの動向を探り、然るべき司令を出す係の人。
室内用モップを武器にしとめる係の人。








皆の心を一つにしているのはこの言葉、

「一匹いたら三十匹。」


ここから指数関数的にGさんが増えたらたまりません。
今夜全員が安心して眠る為には、何としてでもしとめるしかないのです。
幽霊がどんな姿で何処に居ようと、Hiromiさん一家にとって今やどうでも良いことです。





さて意を決し、出陣の時が来ました。
想像の翼を広げて今後起こりうるあらゆる状況を想定した上で
各々がポジションにつきました。





まずはテレビ台を持ち上げます。




Gさんの姿は見当たりません。




もう一度持ち上げます。




やっぱり見当たりません。





「…もしかしてもう居ぃひんのじゃない?別の部屋に居るんじゃない?」




「たとえば寝室とか………」

幽霊話よりもよっぽど怖い話です。




『どうかテレビ台の下に居ますように…』
気持ちを込めてもう一度持ち上げてみます。





するとテレビ台の下を覗き込んでいた司令官が叫びました。
「居た!G居た!右側に居る!左に移動してる!!!!!!」




「もうすぐ出て来る!出てくるで!!!!!!」



「出た!!!!!!!!」







出ました。
思いの外Gさんはゆっくりめに出てきました。
なんとなくですが、飛ばなさそうです。




でもそのゆっくりGさんにモップで立ち向かうのは、
家族一俊敏さに欠けるHiromiさんのお母さん。




大丈夫でしょうか。




ミスの許されない、必ずしとめねばならない山場。
しとめ損ねてGさんが寝室に移動する、は絶対にあってはならない事です。



そんな此所一番なお母さんの側では娘達が大袈裟に
「ギャーーーー!!」
「びぇーーーー!!」
「どぅえーーー!!」
「無理ーーーー!!」

と叫び続けています。




しかしこんな時こそ母は強し。
叫び声ひとつあげず落ちついた様子で、
且つ一度失敗して周りを冷やっとさせるという場面も作った上で、
最終的にはきちんとGさんをしとめました。







Hiromiさん一家はぐったりです。
いっぱいドキドキしていっぱい叫んだので
皆ハァハァと息があがっています。







そんな皆の息がようやく整った頃、
当然とっくにテレビ番組は終わっていて、
結局幽霊の居場所と姿を知ることはできませんでした。




でも皆満足し、安心して床に就くことができました。


「おやすみ〜」
「おやすみ〜」
「おやすみ〜」
「おやすみ〜」

「おやすみ〜」









皆が寝静まった頃、無数の小さな影が家中を徘徊するとも知らずに………








 
fin
 






どうも、テレビ台の右側を持ち上げる役を演じ?ました、
&最後若干脚色しました(笑)、Hiromiです。


 




替わりましてカキツバタのポップアップの話です。


アヤメの型紙の精製が終わり彩色する迄の間(まだ絵の具が届かないんですけど、ちゃんと届くんやろうか…)
カキツバタの型紙を考えることにしました。



といっても使うしかけの基本形はアヤメと同じなので、
あとはカキツバタに合うようにどうアレンジするかの話。



そしてアレンジ方法は、ついこないだ指慣らし?脳慣らし?に作ってみた、
このしかけを眺めていた時に思いつきました。





台紙を開くとテーブルと椅子が起き上がる、
シンプルだけどアレンジがいくらでもきくしかけ。





アイリスで使ったしかけの基本形と上のしかけを組み合わせて、
動き方・動く範囲・動く場所(動かさない場所)・動く場所の数などを調整し、
アヤメとの雰囲気の違いを表現したいと思います。


つまり私的幽玄な感じを目指します!








それでは今日の日記はこれまでです。
今後はGばかりか、Gの幽霊も出ませんように。



ごきげんよう。
さようなら。






以上、最近朝の連続ドラマ見てます、Hiromiでした。

1

calendar

S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  
<< November 2017 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

  • 腹痛スタート
    HIROMI
  • 腹痛スタート
    Midori
  • お風呂前に。
    HIROMI
  • お風呂前に。
    MIDORI
  • コンテスト通過のお知らせ
    Hiromi
  • コンテスト通過のお知らせ
    Midori
  • 【Let Me Bloom】50冊分製作中です。
    Hiromi
  • 【Let Me Bloom】50冊分製作中です。
    Midori
  • 即席置き手紙
    Hiromi
  • 即席置き手紙
    Midori

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM