ペラゴニウムという花。そして、貴方ならどうする。

 
【 I found this flower's name and I made,but... 】
〜please imagine as much as you can...〜

こんばんは。
お久しぶりです。
一昨日、昨日と一切インターネットを使わない!音楽も聞かないしテレビも見ない(というか家に無い!)!
という生活を試していました。


なんていうか……
恥ずかしながら、思っていた以上に常に電波を探す癖が付いていた事を痛感しました。
(電波を探すのは良いとしても、その頻度をコントロール出来ていなかった自分をとても恥ずかしく思っています。)
そしてここ1、2年、集中力の持ちが悪くなっているのもこれが原因だと再認識しました。


そわそわしても繋げないものは繋げないんだと納得した後は
直ぐにこの状況に順応して楽しみ方を見つけ、
色んな事を考えたり想ったりして豊かに過ごせました。


これから定期的に実施していこうかな。


なんて思っていた昼下がり。
庭の方から私を呼ぶ声が。


「Mirimo!...Mirimo!」


あぁ大家さん。。あなたいつも”みりも”か時には”みりむ”って呼んでますよ…、、
訂正しているのにな、、私、Hiromiです。


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話をポップアップに移します。
ポップアップの話の後、アイルランドでの話で今日の日記を締めくくろうと思いますが、
かなり長くなると思うのでお時間と気持ちにゆとりがある時に読んでいただけると嬉しいです。


ではまずはポップアップから。


今いくつかのしかけを企画、考案、熟成中ですが、
今日書くのはその中の一つである(あった)ペラゴニウムという花です。


この花、ダブリンの植物園で見かけて気になっていた花で
どうにかこうにか調べ挙げたら”ペラゴニウム”という事が判明しました。
ゼラニウムの仲間だそうです。


めしべ、おしべの繊細な曲線と
葉っぱの模様、層が可愛らしい。


そして「名前が分かったのなら!」というテンションで作ってみたのがこちら。

この時点ではときめく型紙でした。



めしべ、おしべの曲線や葉っぱの感じも表現できてると思うし新しい工夫も思い付けたし、
作った時の自分は「いいやんこれ!」と思えていました。

いつもならこの後、型紙を精製します。


が。


精製するまでの数日間、時間をかけて静観していたところ
見れば見るほどにときめきが薄くなり、
しまいに「なんか違う気がする……これ……止めていいかな。。」
と思い始めました。


そして、止めました(笑)。


こんなこともあるさ!
今や!と思えたら、また続きをするとして、それまではお休みなさいです。



新しい型紙が生まれると共に休憩に入る型紙も多いです。
彼らはいつか戻ってくるのだろうか。

そして私はいつか、百合をひらめくのだろうか…。

...................................................................................................................................................................


さて続きましてアイルランドでの話です。
今回はこの日記を読んでくださっているみなさまに
私が体験した状況を大いに想像して頂きたいと思います。

ゆったりとした気持ちで想像して、
こちらまで飛んできてください。

それでははじまりはじまり。

...................................................................................................................................................................




想像してみてください。




みなさんは今、北アイルランドのとある村で生活しています。


周りを羊や牛の牧草地に囲まれ、野兎を見かける時もあります。



庭の木には向日葵の種を入れたえさ袋を吊るしていて、

毎日色んな種類の鳥がやって来てはその種を割って食べる様子を観察しています。




お天気の日は少ないけれど、

雲の動きや緑の強さ、風の勢いを感じる日々はとても穏やかです。





そんなある日の出来事。



「明日の夜、友達の家のディナーに招待されてるんだけど、君も来る?」



あなたは隣に住む大家さんから、友人宅で開かれるというディナーに誘われます。



独りで住むあなたは今とても自由ですが

その反面少し寂しい時もあったので、

突然のお誘いにとても嬉しくなります。



「え!いいんですか?ありがとうございます!行きたいです!」



「じゃあ友達に伝えておくね。

友達はストーリーテラーをしている人だから、きっと楽しめると思うよ。」



大家さんはとても親切で優しいです。

そしてあなたは思います。



『ストーリーテラーって何だろう?

絵本の読み聞かせをする仕事の人かな。緊張するけど楽しみ!』





翌日。



夜19時のスタートに間に合うよう、あなたは大家さんの運転する車で家を出ます。

途中で赤ワインを二本買ってお手持ちにするのも忘れません。



辺りはまだまだ明るく、ただただ広がる緑の大地と青い空を眺めながら

すこしドキドキし始めているのを感じます。



『どんな人かな。英語ちゃんと喋れるかな。ごはん、美味しいといいな。』





牧草地の間を通る一本の道。

その道を15分ほど進んだところにある一軒の白い大きな家。

その家の前で大家さんは車を止めます。



「いらっしゃい〜!!!」



白い壁によく映えた赤いドアから

お洒落をしたアイルランド女性(多分50代ぐらい)、Lさんが出迎えてくれました。

こんなにも笑顔で迎えてくれるのかと嬉しくなって、

あなたも笑顔で握手と挨拶をした後、ドアの向こうへと招かれます。



中へ入ると部屋はキャンドルの明かりでオレンジ色。

その明かりの元にはサラダや温野菜、魚料理にパン、フルーツ、デザートなど、

ずらりと並ぶ凝った手料理。



とりあえず持ってきたワインをLさんに渡し、

そして既に到着していた他の来客者5人に自己紹介をします。




さてディナーのはじまりはじまり。

アイルランドは勿論、アメリカ、オランダ、ブラジルからも集まった

男性3人女性5人、総勢8人での楽しいディナーです。



あなたが少し心配していた食事はとても美味しくて、

特に手作りドレッシングのサラダで心と体がリフレッシュします。



食べ終わった後には、

手作りデザートに珈琲、紅茶でまったりしながらお喋りです。





そんな語らいタイムのなか。


とてもとても自然な流れで、

Lさんがひとつの物語を話し始めました。



そう、Lさんこそが大家さんのお友達であり今回のホストであり、

つまりストーリーテラーだったのです。



今から始めますなんて一言も無かったのに、

もう既に場の空気が変わっています。

皆が一瞬で話の世界に入ったのを目の当たりにし、

あなたはそれはそれは驚きます。


この初めての異空間に戸惑ったあなたは少し遅れをとりますが直ぐに、

登場人物の側で物語を体験しているかのような

そんな臨場感を味わい始めます。



他の皆はじっと静かに聞くのではなくとても自然で、

笑ったりビックリしたり会話したりしながら物語の中の世界を楽しんでいます。




そしてLさんはすぅっと話を終えます。



『これがストーリーテラーなのか…!!!すごい!!』



子どもへの絵本の読み聞かせと思っていたら大違い。

確かに子ども達に話をする事もあるそうですが、大人に話す事が多いそうです。



言葉の間、表情、強弱、声色、仕草、、、

たった一人の人が小道具も無しに話しているだけなのに、

瞬時に皆を纏う空気を操り、違う世界へ連れ出してしまうストーリーテラー。


今目の前にある光景と感じている情景とのギャップに

あなたの両腕には鳥肌がたちます。



『ちがうんだろうけど、落語みたいな。そういう感じなのかな。』



話が終わっても尚興奮覚めやらず。

ほえ〜っと油断しているとまた、

気づけばあなたは物語の中にいます。



今度はLさんの右隣に座っていた、ブラジルから来たRさんが話し始めました。

なんと彼女もストーリーテラーだそうです。



Rさんが話したのは

ねずみの家族が猫に襲われるも、九死に一生を得る話。


猫が襲いかかって今にもお母さんねずみが食べられそうになるときは

自分がお母さんねずみの後に隠れる小ねずみになった気持ちになって

体がすくむ位の臨場感です。


(因みにこの話、主人公はねずみの家族で可愛らしいですが、

話の落としどころはビックリする程大人でした(笑))


『すごいなぁ、この人の空気の作り方はまたLさんと違うけど、

想像力がふくらんで面白いなぁ。』




辺りはようやく暗くなってきました。





さてここでLさんが恐怖の一言を放ちます。

(今日の本題はここからです。)




「せっかくここに、いろんな国の人が集まってるのだから、

1人1話、自分の国の話をしましょうよ。ね、そうしましょう!そうしましょう!」





『…………え?ええ?えええーーー!!!!!!!』




あなたは思い切りパニックに陥ります。

そして「どうか誰か異論を!」と心から願います。



ですがその強い願いも空しく、

このLさんの提案はLさんのみによって速攻で可決。



この順番でいくと、次は大家さん。

その次がアメリカから来たジャーナリストNさん。

そしてあなた。3番目です。



アイルランド人である大家さんはアイルランドのホラー話と

ゲール語を少し披露します。



アイルランドのホラー話のオチは

なんか似た様なのが日本にもあるような、

最後に「オマエだ!」と言ってビックリさせるものです。


一方のゲール語は内容は全く理解できませんが

神秘的な音の響きでとても素敵です。



次の番であるNさんはジャーナリスト。

なのに(?)Nさんはあまり話を知らないということで、

側にあったギターで母国の歌を弾き語りすることに。



あなたは思います。

『え?歌うのでもいいの?(絶対歌わないけど。)』



Nさんの突然の弾き語り作戦にあなたは少し動揺しますが

動揺している暇はありません。


Nさんが歌い終わってギターを置いてしまえば

次はあなたの番です。




因みにNさんのギターも歌もあまり上手くありません。

それはNさんも充分自覚しているみたいですが、

弾き語る事自体には恥ずかしさや躊躇は皆無です。

でも横から見えるNさんの耳は真っ赤です。

そのNさんの姿勢にあなたは勇気をもらいます。




そして

ジャーーーーーン。



遂にNさんの弾き語りが終わってしまいました。

皆で拍手をし、その途中からあなたに視線が集まり始めます。

そしてLさんがあなたに言います。



「さ、次はあなたの番よ。日本の話、なんでもいいから私たちに話して!」




ここで質問です。


さぁ、あなたはこの後いったい何の話をしますか?

アイルランド、オランダ、アメリカ、ブラジルから来た総勢7名の前で、

日本の小話をひとつ(英語で)と期待されるなか、

何の話を選びますか?














私は、浦島太郎でした。

とてもとても苦しい時間でした。



どうにか全部話し終わった時には顔は勿論、

きっとNさん並に耳も真っ赤だったと思います。

そして一生懸命一生懸命話したけど、

ストーリーテラーのようには全くいきませんでした。

当たり前か。




Children hit and kicked a turtle. 

と言った自分を客観的に思い出すと今でも笑けてきます。




ま、皆には

「なぜお爺さんになったかは、興味深いわね」

と言ってもらえたのでよしとします。



因みに他の候補として

かぐや姫、金太郎、一寸法師がありましたが全部うろ覚えだった為、

程よい長さで落ちもあって単語が分かりやすそうな浦島さんを私は選ばせて頂きました。



貴方は?



 Hiromi







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